なんてことない日常

日常で起きたこと、思ったことを書いていこうと思います。

持ち込み初体験

今日、私は東京の護国寺へと京都からはるばる向かいました。

 

なぜか?

 

それは、出版社へ漫画のネームを持ち込みしに行くためです!

 

持ち込み、と申しましても本来出版社への持ち込みは完成原稿で初めて受け付けてもらえるものです。

 

私の場合は、今年の5月辺りに某週刊少年雑誌の月例賞で賞を頂いたので、編集者さんが担当に付いて頂けました。それで、次の賞ではもっと上の入賞を目指してネームを一緒に考えましょう!という流れになったので、今日ネームの持ち込みに出版社へ行った訳です。

 

13:00からネームを見てもらう約束だったので、9:00台の新幹線に乗って東京駅へ向かいました。

 

日帰りなのに新幹線…贅沢です。

 

さて、無事に予定通り新幹線に乗ったは良いのですが、そこで私は過ちを冒してしまうのです。

 

それは……

 

 

 

新幹線でネームを描くという行為。

 

一応一つネームが完成していたのですが、もう一本あった方が折角の機会だし、描けばよかろうなのだァ〜ッ!などと考えたけど結局当日まで完成しなかったんですね…。

 

最後の足掻きを見せたら見事気分が悪くなりまして…おまけに初めて出版社へ赴き、担当さんと顔合わせするもんですから変に緊張し過ぎて吐き気を催し散々の新幹線でした。

 

ツイッターでヒイヒイ嘆いたら心優しい先生や友達に励まされるという、なんともメンタルの弱い自分に嫌悪を抱きつつ2人に感謝し東京駅へ到着しました。

 

そこで、またしてもto-LOVEるが発生します。

 

 

今度は新幹線から在来線の乗り換えの改札口を間違えて通ってしまって小時間駅の中をぐるぐる周るはめに。

 

駅員さんに事情を説明したら快く対処して下さって、なんとか約束の時間10分前くらいに無事出版社に辿り着きました…!!ああ良かった…遅刻魔は一安心です。

 

ところで、某出版社がある護国寺駅には駅から直接出版社ビルに入れる通路があるんですよ!私は学校の先生から話を聞いていたので、「あ、これがあの入口ってやつか…わたし今なんかかっこいいかも…」とかバカなことを思いながら警備員さんに挨拶をして出版社の中に入りました。

 

一階の受付で編集者さんとの約束云々を紙に記入すると綺麗な受付嬢さんにエレベーターで上に上がるよう促されます。

 

そしてやっとこさ編集部のところにドキドキしながらやって来たわけですが、どうも私の担当の編集者さんらしき方の姿が見当たらないのです。

 

近くにいた編集者の方に尋ねると、まだ来ていないとのこと…。

 

後で、編集者さんは漫画家さんの原稿が上がったので取りに行っていたら渋滞で遅れたらしいです。

 

でも、そのことをまだ知らない私は自分が時間を間違えたのではないかとハラハラ冷や汗ものの待ち時間でした。

 

幾ばくか待った後、編集者さんがいらっしゃってやっと顔合わせができ、ネームを見てもらうことができました。

 

アドバイスを沢山もらいました。

 

 

作品の中で物足りない部分はもちろんたくさんあって、指摘と改善策を話し合いました。

 

でも、少しキャラクターや設定などについて褒めてもらえたりもして、飴と鞭の使い分けが素晴らしいと今しみじみ思います。

 

朝っぱらからの緊張なんてなんのその、とても楽しい時間でした。もっともっと頑張りたいと思えるようになったので、直接見てもらうことはやはり1番良いんだなあと感じました!